Bencher縦振り電鍵 RJ−2の打ち方(前編)
ここに書いてある話題は、私が「何とかRJ−2を上手く打ちたい」と思い試行錯誤した記録です。
つまり、あくまでも私が感じただけのことであって、これが「正しい」などというつもりはありません。

以前はCW送信の全てがBencher(ベンチャー)のJA−1を介してのエレキー操作でした。
移動運用が殆どですが、それなりの速度で運用することが多く、また比較的QRQでも運用できるように技量も上がり(?)特に問題は無いのですが、ここらで少し刺激が欲しくなり、縦振り電鍵を使うようになりました。
さすがに移動運用のようなQRQでは疲れますので(縦振りQRQが出来ないという話もある・・・)、家でのんびりとQRVするときは縦振りで、移動サービスではエレキーでと使い分けています。

縦振り電鍵を使ってみようと思い、以前からタンスに眠っていた縦振り電鍵Himond(ハイモンド)「HK−704」を持ち出してきました。何故か持ってはいたのですが、使っていませんでした。

いわゆる「反動式」という打鍵法でしょうか、槓杵(こうかん、電鍵に水平に付いてる打鍵の棒)よりも肘・手首が上にあり、長点を打つときに手首が持ち上がるような感覚の打ち方を、見真似し、時々運用していました。
HK−704は、その土台がプラスチックモールドなので、強めのバネで接点間隔を少し広めに取ると打鍵時に少々うるさいのです。でも、使い勝手はとても良いのです。
まぁ、それなりにまともな符号が打てる(本当かぁ?)ような気になってきました。

ここらで少し格好の良い電鍵が欲しいなぁと思い、オークションでBencherのRJ−2を発見、首尾よく落札することが出来ました。またこれが程度の非常に良いもので、新品売価より当然ずっと安く手に入りましたので上機嫌(^^)
普段使うパドルもBencherなので、お揃いです。(ただしJA−1、ブラックベースですが)
買ったからには「使わなくては」というわけで、早速使用。が、大問題発生!!
それまで使っていたHK−704の打ち方「反動式」でRJ−2を扱おうとすると、前方に「コテンっ!!」とこけてしまいます。それもそのはず、ノブ位置がベースよりも手前に出ているので、ベースの手前端を支点としてひっくり返ります。HK−704は、ベースの上にノブがあるので、どんなに強く押しても物理的にひっくり返ることはありません。
また土台の手前端で槓杵(こうかん)が下がり、その結果ノブの位置が低くなっています。これもHK−704と大きく違うところ。
どうやら、それまでの打ち方ではこのRJ−2は打てないようです。これは大変。

「どのような打ち方が適しているのか」、いろんなHPを拝見させていただきました。どうやらHK−704とRJ−2は全く違った打ち方をしなければ成らないようです。
HK−704(ハイモンドの電鍵)は「和式」、RJ−2(ベンチャーの電鍵)は「洋式」ということだそうです。
前者は槓杵(こうかん)に腕の重量をある程度預けてバネの反動を使い打つ、後者は肘〜手首を机の上に置いて手首で打つ、らしいというところまでは調べることが出来ました。
記述は具体性には欠けましたが、これがパッと見た感じなのでしょう。
ならば、ということで肘〜手首を机に置き・・・、肘までをも机に置くためには、机の手前一杯まで体が前に出なければなりませんが、机一杯まで体を前に出せません(我が家の運用は座卓で正座です)。
となると、机に置けるのは「手首」だけか・・・
実際には、肘と手首の中間から、手首までを机の上に置くことになりました。
さぁ、「体や腕を置く位置」と「左打ち」のスタイルは決まりましたが、ここで再び問題発生!!
1.バネはどのくらいの強さが良いのだろうか?
2.接点間隔はどのくらいが良いのか?
3.手の甲の筋肉だけでは短点が打てないんじゃない?
などなど、HK−704とのギャップに悩まされてます・・・

通常、打鍵は右手という方が多いように思います。右利きの方が殆どですから当然かと思います。
私は左利きのような右利きのような、どちらともいえないのです。鉛筆は右、包丁やカッターやハサミは左、バットやクラブは右。
記憶にはありませんが、昔左利きだったのを、生活に困らない程度右に直したようです。そのためか、パドルは左で鉛筆は右、いわゆる「分業制」になっていまして、その影響もあってか、縦振り電鍵も左で扱っています。
以前、右で縦振り電鍵を扱ってみようとしましたが、どうも余分に力が入ってしまい、「2」や「V」を打つときに短点を勢いよく2〜3個余分に打ってしまいます。上手くいったときの速度は絶対に右打ちのほうが速いのですが失敗のリスクが大きく、安定して打鍵できるのは左手ですので、左打ちにしています。
|